ロジツク内のFXデータは、国内外のFX取引業者の配信レートを参考にして、
ズレが少なく傾向が同じである近しいデータを用いております。

FXの配信データは、取引業者間によっても配信レートにズレが生じるものですので、
ご利用者様の取引業者のデータとロジツク内のデータが一致することは、保証しておりません。

ズレが少なく傾向が同じである近しいデータである、ということを踏まえて本ソフトのご利用をお願いいたします。

検証した結果、ロスカットと利益確定が同時に起こりうる場合、ロスカットが発生したものとして検証結果が表示されます。（最大のリスクを表示すべき、というポリシーをもとに、このような仕様になっております。）

これは、ロスカットと利益確定を同時に条件に入れ、どちらが先に発生したかを厳密にする検証するためには、Tickや1分足などの詳細な4本値データが必要となるためです。
ロジツクでは、15分足を最低のデータ単位と検証に対応しております。

●第１週～第５週の数え方について

第1金曜日がある週を第1週目として、月曜始まりで数えます。

2023年9月を例にすると
第1週目、第2週目、第3週目、第4週目、第5週目まで順に
9/1～9/3、9/4～9/10、9/11～9/17、9/18～9/24、9/25～9/31
となります。

スイングトレードなどで、エントリーしてからエグジットまでの期間が長いと、その間に同じエントリーの条件に合致した場合でもエントリーサインは出ないため、回数は少なくなります。 

例えば、
——
エントリー条件は全く同じで、エグジットはエントリーしてから 
　1日後にエグジット 
　10日後にエグジット 
　（※エントリーとエグジットは同じ日に出ない） 
——

という2つのロジックがあった場合、単純な例で示すとその取引はこうなります。

——
○：エントリー 
●：エグジット 
１２３４５６７８９10 
○●○●○●○●○● 
○→→→→→→→→● 
——

○のエントリー回数を数えると、5回と1回で、回数は違います。 
保有期間によって、売買回数（エントリー回数）は異なります。

ロジツクでは検証時間の最低単位として、15分足の4本値データを利用して、検証をすることが可能になっております。

ザラ場中については、指値・逆指値、利益確定・ロスカットが約定したかどうかによる検証が可能です。

ザラ場中の任意の時間で検証をする場合は、Tickや1分足等の詳細なデータが必要になり、こちらについては未対応となっており検証はすることはできません。

短い期間を指定することで、検証速度が速くなりますのでその目的でご利用できます。

また、バックテストを行う際に、意図的に検証期間を短く絞って検証を行う方法があります。
たとえば検証を、特定の時期（上昇相場や下降相場）に分けて検証を行い、売買ロジックを作成していく方法があります。（レジームスイッチといいます）

スプレッドの条件を0以外に指定した場合、結果にずれが出ることがあります。

これは、指定価格で約定したかどうかを判定する際に、スプレッド条件も加味しているためです。
指定価格の条件ぎりぎりの値動きがあった場合、スプレッドの差を入れると、約定可否の判定がずれることがあります。

1)1％以上
2)1％以下
3)-1％以上
4)-1％以下

これら4つの設定は、それぞれで意味が違う設定になります。

・本日の指定セッションの『終値－始値』が、定セッションの始値の●％[以上/以下]である

このフィルタを使った場合の判定がどのようになるかを、
具体例を使ってご説明いたします。

例えば、
本日の指定セッションの始値が20000円だった場合、この1%は200円になります。
この場合を例にして、以下の1～4の設定は、それぞれ次のような判定になります。

—–
1) 本日の指定セッションの『終値－始値』が、指定セッションの始値の1％以上である
　⇒本日の指定セッションの『終値－始値』が、200円以上である。
　という条件文になるので、
　指定セッションの日足が陽線であり、その長さが200円ちょうどか、
　これより長ければ条件成立します。

2) 本日の指定セッションの『終値－始値』が指定セッションの始値の1％以下である
　⇒本日の指定セッションの『終値－始値』が、200円以下である。
　という条件文になるので、
　指定セッションの日足が陽線であり、その長さが200円ちょうどか、これより短い
　　または
　指定セッションの日足が十字線
　　または
　指定セッションの日足が陰線
　いずれかであれば、条件成立します。

3) 本日の指定セッションの『終値－始値』が、指定セッションの始値の-1％以上である
　⇒本日の指定セッションの『終値－始値』が、-200円以上である。
　という条件文になるので、
　指定セッションの日足が陽線
　　または
　指定セッションの日足が十字線
　　または
　指定セッションの日足が陰線であり、その長さが200円ちょうどか、これより短い
　いずれかであれば、条件成立します。

4) 本日の指定セッションの『終値－始値』が、指定セッションの始値の-1％以下である
　⇒本日の指定セッションの『終値－始値』が、-200円以下である。
　指定セッションの日足が陰線であり、その長さが200円ちょうどか、これより長ければ
　条件成立します。

「以上」「以下」は、その価格を含みます。

５０円以下　→５０円を含む、それより下の価格
５０円以上　→５０円を含む、それより上の価格

５０円超　　→５０円を含まない、それより上の価格（５０円を超えている）
５０円未満　→５０円を含まない、それより下の価格（５０円に満たない）

ありません。

エントリーサインがでるケースは、

・ポジションがないとき
・エグジットサインと同時

のどちらかになります。

ご指摘の通り、
エントリー監視のフィルタは事前に条件が合致するかどうか、判定することができません。

ですので、エントリー監視を含む売買ロジックについては、
「エントリー監視以外のフィルタがすべて合致した場合」に、
サイン表示が行われます。

エントリー監視を含んだロジックについては、
背景色がピンクでサイン表示がされていた場合、
ご自身で指定時刻の価格を確認し、条件が合致しそうかどうかを目視して判断の上、
エントリーする必要があります。

指定時刻での値動きが激しい場合、始値と乖離した価格でエントリーされる場合もありますので、
このような場合は、ロジツクの検証結果との差が大きくなる場合もありますが、
それを踏まえて運用して頂く必要があります。

なお、サインが終了した後は、エントリー監視条件が合致した場合に限り、
サイン表示内に損益結果が表示されます。
エントリー監視条件に合致しなかった場合は、
サインの背景色がピンクの場合でも、損益結果の表示はありません。

ポジションが、週末や、全世界的にFX市場がクローズしている日（クリスマス12/25、元日1/1など）といった、市場休日をまたいだ場合にこのような結果になることがあり得ます。

休日をまたぎ、休日前の最終価格から価格が大きく飛んで市場がオープンした場合、
ロスカットの値幅を超えることがあります。
この場合、これを検知できた時刻でロスカットが約定したものとして、検証結果を表示します。

実取引でも発生しうるリスクとなりますので、ロジックを構築する際にはご参考ください。

ロジツクでは一日の単位を、
日本時間で07:00～翌07:00（米国夏時間は、06:00～翌06:00）として扱っています。

そのため、
日本時間で00:00～07:00（米国夏時間は、00:00～翌06:00）の時間帯での取引は、
ロジツク内では1日前の日付による取引となります。

例）
2023/1/23をエントリー日として指定した場合に、
2023/1/24 01:00エントリーの結果が、検証結果として表示されることがあります。

これは 1/23 07:00～1/24 07:00までの取引が、1/23扱いとなるためです。

世界的に多くの市場がクローズする日（クリスマス12/25、元日1/1）については、
流動性の低さから、ロジツクでは休日扱いとしています。

また、同じく流動性の低さから取引業者によって扱いの違いが大きい1/2も、
ロジツクでは休日として扱います。

これらの日はサイン更新は行わず、取引を行うサイン表示もされません。

FXデータの都合上、かなり古い時期のデータは何らかの事情で時間帯によりデータが欠けている場合がございます。

そういった日を検証した場合、時間帯の選択によっては検証結果が得られない場合があります。
ご了承ください。

・FX銘柄のスワップポイント
・CFD銘柄の「金利調整額」「価格調整額」「権利調整額」
については、証券会社ごとに設定が異なります。

「ロジツク」ソフト内では、
これらについて取り扱いをする機能はございません。

ポジションをオーバーナイト（または長期保有）をする際の、
これらの発生額についての検証はできませんのでご了承ください。

取引可能時間や流動性の問題から、ゴールド、シルバーなどの商品CFD銘柄では、NY市場休場日を休日としております。